地域密着で事業をしていると、必ず一度は悩むのが「広告の出し方」です。

フリーペーパーに載せるべきか、それともWeb広告に出すべきか。
特に予算が5万円前後だと、「失敗したくない」という気持ちが強くなりますよね。
福浦結論から言うと、
どちらが正解かは“目的”で変わります。
しかし、共通して言えるのは
「なんとなく出す広告が一番もったいない」ということです。
今日はそのなんとなくInstagramの「広告を宣伝する」を押して垂れ流してしまっている、
広告を事務員に任せたいけどよくわかっていない。そんな方に広告の性質、特徴をまとめながらご説明できればと思います
同じ5万円でも結果が変わる理由
フリーペーパーは
一度きりの「打ち上げ花火」
Web広告は
何度も修正できる「連続花火」
どちらが良い悪いではなく、
投資の性質が違うのです。
ではここからはは、フリーペーパー広告の特徴について
メリット、デメリット、向いている目的の例をお話しします。
フリーペーパー広告の特徴といえば、まず「地域の皆さんの目にとまる」。
掲載されているだけで「安心」「信頼」を与えることが一番の強み。
フリーペーパー広告のメリット
- 地域住民への信頼感
- 紙媒体に強い40〜60代へ届きやすい
- 「見たことある店」になる
- 地元密着の安心感が出る
では逆にデメリットについてまとめてみました。「紙」であること、「配布方法」「即効性」の点からデメリットをまとめてみました。
フリーペーパー広告のデメリット
- 効果測定ができない
- 出したら修正できない
- 反応ゼロでも理由が分からない
- 即効性は低め
フリーペーパーに向いている目的とは?



向いている目的は、認知、信頼づくり、ブランディングではないでしょうか!
① 認知につながる理由
フリーペーパーは、
「今すぐ利用しない人」にも自然に届く媒体です。
例えば――
- スーパーの袋に入っていて、帰宅後に何となく開く
- 美容室や病院の待ち時間にパラパラ見る
- 家族の誰かが持ち帰り、テーブルの上に置かれる
この時、ユーザーは
“広告を見よう”とは思っていません。
それでも目に入ることで
「こんなお店があるんだ」
という存在の記憶だけが残るのが強みです。
生活の中に入り込む認知が起きます。
② 信頼づくりにつながる理由
紙に載っているというだけで、
ユーザーは無意識にこう感じます。
- 「ちゃんとしたお店なんだろうな」
- 「怪しくはなさそう」
- 「地元で続いているのかな」
特に40代以降の層は、
“紙に載っている=実在している安心感”が強いです。
具体的なシーンとしては――
- 外壁塗装を考え始めた時に、以前見た業者名を思い出す
- 子どもの習い事を探す時に「前に見た教室」を候補に入れる
- サロン選びで「聞いたことがある名前」を優先する
ここで重要なのは
即決ではなく“候補に入ること”です。
③ ブランディングにつながる理由
ブランディングは「何度も見ること」で生まれます。
フリーペーパーは、毎月発行されることが多く
- 冷蔵庫に貼られる
- テーブルに数日置かれる
- 家族で回し読みされる
という特徴があり、
一度きりではなく、複数回視界に入る可能性があります。
その結果、ユーザーの頭の中で
- 「唐津のフェイシャルといえばここ」
- 「塗装といえばあの会社」
- 「名前を見たことがある安心な店」
というぼんやりした第一想起が作られます。
Web広告は流れて消えますが、
紙は“家の中に残る”ことでブランドの記憶が育ちやすいのです。



フリーペーパー広告は、「今すぐ客」を集める媒体ではなく、
“まだ必要としていない未来のお客様の記憶に残る媒体”と言えます。
では、事業者の多くのかたが気になる、Web広告(メタ広告など)の特徴について次項からお話しします!
Web広告(メタ広告など)の特徴
広告を出したことがある方もいらっしゃるかと思いますが、改めてフリーペーパーと比べてメリットやデメリットがわかると目的に応じて使い分けの判断ができるように記事にまとめてみました。





ぜひここからも読み続けてくださいね
Web広告(メタ広告)などのメリット
- 地域・年齢・性別を細かく指定できる
- 反応が数字で見える
- 改善ができる
- 少額テストが可能
Web広告といえば費用が高い印象をお持ちの方も多いと思います。私も自身の広告を出す前までは「手を出さない」と決めていたほどです。ですが中身を知ると意外にもフリーペーパーの1枠を出すよりも安く、多くの方にみてもらえるんです。ではデメリットについてもお話ししますね。
Web広告(メタ広告)などのデメリット
- デザインや文章が弱いと効果が出にくい
- 専門的な知識がいる
- 高齢層には届きにくい場合がある
- 設定に慣れが必要
Web広告(メタ広告など)が向いている目的



問い合わせ獲得、来店予約、見込み客づくり。ではないでしょうか!
フリーペーパーが「生活の中で偶然目に入る」のに対し、
Web広告は “行動している最中に差し込まれる” のが特徴です。
① 問い合わせ獲得につながる理由
Web広告は、
「少し困っている」「ちょっと気になっている」瞬間に表示されるのが強みです。
例えば――
- 外壁のヒビに気づき、スマホで写真を撮った直後に塗装の広告が出る
- 「最近シミ増えたな」と鏡を見た夜、SNSにフェイシャル広告が流れる
- 子どもの習い事を検索したあと、関連教室の広告が表示される
この時ユーザーは
“完全に決めてはいないが、頭の中に課題がある状態”です。
フリーペーパーと違い、
広告が「今の悩み」とリンクするため、
そのまま問い合わせボタンを押す確率が高くなります。
② 来店予約につながる理由
Web広告は、
予約導線をその場で完結できるのが最大の特徴です。
具体的なシーンとしては――
- 夜22時、布団の中でサロンを探している
- 子どもの幼稚園の間に「今なら行けるかも」と思う
- 仕事の休憩時間にスマホで空き状況を見る
このタイミングで
- LINE予約ボタン
- 「空き状況はこちら」
- 24時間受付フォーム
があると、
思いつき → 予約完了までが3分で終わるのです。
紙媒体では一度電話番号を覚えたり、
翌日思い出したりする必要がありますが、
Web広告は“その場で決断”が可能になります。
③ 見込み客づくりにつながる理由
Web広告は、
今すぐ客ではない人とも接点を持てるのが大きな価値です。
例えば――
- 「まだ塗装は先だけど情報だけ見たい」
- 「今月は無理だけど気になる」
- 「値段が分からないから不安」
こうした人に対して
- 無料チェックリスト
- 症例集ダウンロード
- LINE登録で特典
を用意すると、
“今すぐではない未来の顧客”とつながり続けられます。
後日、
- 外壁の劣化が進んだ時
- ボーナスが入った時
- 友人に紹介された時
に思い出してもらえる確率が高くなります。



Web広告は、
「今すぐ決めたい人」と
「いつか決める人」の両方に接点を持てる
“動いているユーザーに直接話しかけられる媒体”です。
フリーペーパーが
テーブルの上で目に入る広告だとすれば、
Web広告は
スマホの中で会話を始められる広告。なんです!
地域密着型事業、業種別に見る向き不向き
美容サロン・教室・個人サービス
→ Web広告が強い
理由:雰囲気・ビジュアル・人柄が重要だから
建築・塗装・不動産・士業
→ Web広告+紙の信頼補強が効果的
理由:比較検討期間が長いから
結論:地域密着事業が最初に考えるべきこと



SNSの反応もないし、集客できていないから広告でも打とうかなー、インスタで広告出してみようかな。と考える前に。。。
広告媒体ではなく、
広告の目的を決めること。が先決です
- 今すぐ問い合わせが欲しいのか
- 半年後に思い出してもらえればいいのか
- 地元での信頼を積み上げたいのか
この違いで何を使って広告を出すのか選択肢は変わります。
まとめ
地域密着事業にとって広告は
「広く見せるもの」ではなく
「必要な人に届けばいいもの」です。
フリーペーパーは“地域の名刺”。
Web広告は“反応が取れる営業マン”。
どちらか一方ではなく、
段階に応じて使い分けることが最も賢い投資と言えるでしょう。
